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粟野真理子のパリおしゃれ通信

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辻村史朗セラミック展 Shiro Tsujimura

こんにちは。
あっという間に、9月中旬になってしまいました。東京で捻挫をしてしまい、パリに戻ってきたら、見知らぬ道行く人が「足大丈夫?」と声をかけてくれたり、取材に行ったホテル、ル・ブリストルで工事をしている人が、「良かったら、ここに座ってください」と椅子を進めてくれたり。日本では外で心配して声をかけられることはなかったけれど、パリにはこんなに優しい心の持ち主たちがいる、とちょっと嬉しくなりました。

 秋の展覧会シーズンになった。マティニョン通りにある老舗の画廊、ギャルリー吉井のディレクター、フロランスから連絡があり、素晴らしいセラミックの展覧会があるとのお誘いがあり、出かけてきた。今回は奈良で作陶活動をされているという辻村史朗氏の個展。ギャルリー吉井が、今秋いちばん力を入れている展覧会だという。実は、辻村氏は、元総理大臣で陶芸家の細川護煕氏の師にあたるそうだ。

 さっそく辻村氏にお話を伺う機会を得た。氏は、さらりとした柔和な表情が印象的。「手で触って慈しみ、それを見たらやすらぐような器を作りたい」という作品は、茶碗や大きな壷などが中心。1階は仄暗い暗闇の中に、なんとも言えない無限が感じられる大きな壷やオブジェが展示されている。

 2階は一転して、真っ白な空間に、白の壷と真っ黒な茶碗が並ぶ。まるで、マルタン・マルジェラのラボのような空間。もちろん、それはそんな風にイメージされているわけではなく、NY風といったところだろうか。作品ひとつひとつに考えさせられる器の宇宙が存在していた。

Galerie Yoshii
8 Av. Matignon 75008 Paris
Shiro Tsujimura展
9/16〜10/24




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by madamemariko | 2009-09-17 22:20 | 美術散歩
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