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粟野真理子のパリおしゃれ通信

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カテゴリ:美術散歩( 29 )

「スーラージュ」展 Soulages

こんにちは。
シャンゼリゼ大通りに、昨年同様エコ仕様のクリスマスのイルミネーションが点灯。まるで、星屑のような煌めき。メトロのシャンゼリゼ・クレマンソーからロン・ポワンの間の両サイドには、クリスマス・マーケットや小さな移動遊園地もオープンし、メルヘンな世界。また、クリスマスのシーズンがやって来ました。一年早すぎ!

 パリでも人気の大展覧会に入るには、行列しなくてはいけないので、私は人ごみを避けて、もっぱら夕方から夜にかけて出かけている。楽しみにしていたポンピドゥー・センターで開催中の「スーラージュ」展も夕方に出かけた。夜の美術散歩は、昼間とは違う大人の香りがする。夕暮れ迫る広場からポンピドゥー・センターに入り、チューブ状のエスカレーターで最上階へ。視界が広がり、パリの夕景が一望に見渡せる。

 ピエール・スーラージュの作品は、チュイルリー公園内で以前に行われたアートフェアでも見ていて、私にとっては「黒と光」が気になる存在。ポンピドゥーでは、すでに1979年に大展覧会が開催されたことがあり、つまり、今回はそれから30年経過の展覧会ということになる。スーラージュの絵画はボリューム感の感じられる黒が主体で、ナイフなどでつけられた溝や縞の帯が、独特の光の陰翳を生む。「黒という素材によって反射する光を生み、絵画を構成するのは光だ」ということを一貫して表現した膨大な作品は、圧倒的な迫力を持つ。さすが、ポンピドゥーの展示の配置もセンスがいい。くどくどした解説は不要で、そこにはアーティストの鋭い美意識が充満していた。

*残念ながら、館内の撮影は禁止だったので、雰囲気だけ味わってください!

Centre Pompidou
Soulages
2010年3月8日まで
入場料:12ユーロ




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by madamemariko | 2009-11-29 06:13 | 美術散歩

「今里隆」展 Takashi Imazato Japan, and so beautiful

こんにちは。
先日、マルシェで栗をたっぷり買ってきて、栗ごはんを炊きました。おいしくできましたが、栗の皮むきで手が痛くなってしまいました。これも秋の風物詩のひとつでしょうか。なーんて、めったに炊かないのですけれど♪

 建築家の今里隆氏に、パリで初めてお会いしたのはちょうど1年くらい前に遡る。シャンゼリゼ近くの老舗の吉井画廊で、「マーク・クチュリエ」展を見に行ったときのこと。その展覧会で1点、氏が建築された平山郁夫美術館の屋根を撮った写真がコラボで飾ってあった。「なんて、たおやかで潔い美しい屋根と塀だろう」と、その建築があまりにも鮮烈な印象で、その場にいらっしゃった今里夫妻に、思わずお声をかけたのが記憶に新しい。

 それから、1年。秘かに楽しみにしていた「今里隆」展が、同じく吉井画廊で開催されることになった。今里氏は、数寄屋造りを基にした日本建築を精力的に作られて約60年。独立前は、巨匠の吉田五十八に師事。吉田美学を継承しつつ、独自の創造を希求。代表作には、国技館や京都南座、日本美術院をはじめ数々の建築作品があり、東京藝術大学で客員教授として教えていらっしゃった時期もある。

 今里作品に共通するのは、無駄を削ぎおとしたシンプルな美しさ。気持ちがいいほどに潔いデザインなのだ。今回は氏にお話を伺う機会も頂き、「建築はプロポーションが大事なのです」と言うお話を中心に伺う。各地にある国宝級のたくさんの建築を見て回り、それらからいろいろなことを学び、自身の建築を構築する。伝統的な技法を駆使しながら、しかし、現代に即したモダニティさえ感じさせる建築。今回の展覧会では、これらの作品をモノクロの写真で紹介。画廊に訪れるフランス人の知識人たちが、みな口々に感嘆のことばを発していた。

 この展覧会を企画した吉井長三氏は、「今里さんの建築は、日本の伝統建築である数寄屋造り、木材を釘を使わず組み合わせていく手法を踏襲した素晴らしい作品。ぜひ、フランスで日本建築の美しさを紹介したかったのです」と、画商の本分を発揮されている。実は、おふたりは独立したころからの知り合いだそうで、「素晴らしい日本伝統建築をぜひ次世代に残していきたい」という薫り高き士気に包まれていた。今里氏は、これから東京の歌舞伎座の再建の総監督として、4年間ほど関わられていくという。こうした日本ならではの文化や財産を国ぐるみで応援していきたいものだ。

写真上から:作品、今里夫妻と吉井長三氏、来廊されたユネスコの松浦事務局長、今里氏

Galerie Yoshii
Takashi Imazato 展 11月28日まで
8 Avenue Matignon 75008 Paris
tel:01-43-59-73-46




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by madamemariko | 2009-11-08 18:50 | 美術散歩

チェン展 CHEN

こんにちは。
先日、久しぶりにTVでサッカーの試合を見ました。フランス対オーストリアの試合で、フランスチームが来年のワールドカップに出場できるかどうかの大切な試合とのこと。最近のフランスチームは、ジダンがいるころに較べると滅法弱くなっているし…と期待せずに見ていたら、今回の試合にはびっくり。1年くらい前からめきめき頭角を現してきた21歳のカリム・ベンゼマが、活躍して点を取っている!カッコ良くて、まるでフランスのベッカム、ナカタみたいなスター性があるのです。結局3対1で勝ち、今後の試合が楽しみです♪

 パリで最大の規模を誇るギャルリーためながで、「チェン」展が開催中だ。いつもパリのアート業界の動向について、お話を聞かせてくださる為永社長にお会いし、チェンについて経歴を伺う。チェンは中国出身で、北京の美大で、3000人くらいの応募のなから6人だけ選ばれた秀才中の秀才。そこで教授と日夜勉学に臨む完全寮生活の英才教育を受け、その後、パリの名門ボザール(美大)に留学。ボザールの教授から、「君はもうここでわざわざ学ぶものはない」と言わしめた実力を持つという。中国では墨絵を習得。パリには20代から住み、油絵の手法も学び、中国とパリのエスプリが融合した作品が、彼の本領だ。昨年はためながで、ドバイやパリ、アブダビ、北京、台湾、シンガポール、モスクワで世界巡回展を開き、大きな成功を収めたそうだ。

 今回のパリ展では、29点の作品を展示。チェンのテーマになっているロータスや竹が、墨や油絵の具で、ときに繊細にときにに大胆な筆の運びで描かれている。色は墨絵の世界の白や黒がベースで、そこに赤や山吹色などが織り交ぜられ、幽玄な世界を繰り広げている。私は、そのなかで1点だけ描かれたユニークなバスタブの作品が、気になってしようがない。異質とも言えるこの作品が、チェンの今後の作品の鍵を握るのでは、、、と素人判断な勝手なことを考えながら、楽しんで鑑賞した。

Galerie Tamenaga
18 Av. Matignon 75008 Paris
CEHN 展
10/7〜28



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by madamemariko | 2009-10-17 20:35 | 美術散歩

辻村史朗セラミック展 Shiro Tsujimura

こんにちは。
あっという間に、9月中旬になってしまいました。東京で捻挫をしてしまい、パリに戻ってきたら、見知らぬ道行く人が「足大丈夫?」と声をかけてくれたり、取材に行ったホテル、ル・ブリストルで工事をしている人が、「良かったら、ここに座ってください」と椅子を進めてくれたり。日本では外で心配して声をかけられることはなかったけれど、パリにはこんなに優しい心の持ち主たちがいる、とちょっと嬉しくなりました。

 秋の展覧会シーズンになった。マティニョン通りにある老舗の画廊、ギャルリー吉井のディレクター、フロランスから連絡があり、素晴らしいセラミックの展覧会があるとのお誘いがあり、出かけてきた。今回は奈良で作陶活動をされているという辻村史朗氏の個展。ギャルリー吉井が、今秋いちばん力を入れている展覧会だという。実は、辻村氏は、元総理大臣で陶芸家の細川護煕氏の師にあたるそうだ。

 さっそく辻村氏にお話を伺う機会を得た。氏は、さらりとした柔和な表情が印象的。「手で触って慈しみ、それを見たらやすらぐような器を作りたい」という作品は、茶碗や大きな壷などが中心。1階は仄暗い暗闇の中に、なんとも言えない無限が感じられる大きな壷やオブジェが展示されている。

 2階は一転して、真っ白な空間に、白の壷と真っ黒な茶碗が並ぶ。まるで、マルタン・マルジェラのラボのような空間。もちろん、それはそんな風にイメージされているわけではなく、NY風といったところだろうか。作品ひとつひとつに考えさせられる器の宇宙が存在していた。

Galerie Yoshii
8 Av. Matignon 75008 Paris
Shiro Tsujimura展
9/16〜10/24




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by madamemariko | 2009-09-17 22:20 | 美術散歩

カシニョール Cassigneul

こんにちは。
6月だと言うのに、昨夜は暖房を入れたいと思うくらい寒くて。友人に話したら、しっかりストーブをつけたと言っていました。週末くらいからいいお天気になるということで、期待したいです。

 8区のギャラリー街、マティニョン通りにあるギャルリーためながで、「カシニョール展」のヴェルニサージュ(オープニング・パーティ)があったので、出かけてきた。雨が結構降っていたので、人の入りはどうなのかなと思いながら行ったのだが、とても大盛況。華やかな紳士淑女の集まりという雰囲気。

 カシニョールと言えば、ほっそりとした女性の肖像画というイメージがある。日本にファンの人が多いそうで、画集もかなり出版されている。個人的には、正直言ってあまり見る機会のないジャンル。しかし、大きなギャラリーいっぱいに展示されたコレクションを見ると、独特な色彩に刺激される。それと、パリの公園や田舎、海辺の風景は、どこかノスタルジック。少し親近感を覚えた。

写真:上の写真は一番最初に描かれた作品、最後の写真はカシニョール夫妻。

Jean-Pierre Cassigneul 展 7月1日まで
Galererie Tamenaga
18 Av. Matignon 75008 tel:01-42-66-61-94




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by madamemariko | 2009-06-13 06:44 | 美術散歩

Pavillon des Arts et du Design

こんにちは。
パリの街にも桜や紫木蓮の花が咲き、太陽のもとカフェテラスでお茶を楽しむのが、本当に気持ちのいい季節になりました。

 4月1日から5日まで、チュイルリー公園内のテントで、「パヴィヨン・デザール・エ・デュ・デザイン」と呼ばれるアート・フェアが開催されていた。知り合いのギャラリーから招待状を頂いたので、プロの内覧会と一般の公開日に出かけてきた。このフェアには、ヨーロッパの有数のギャラリーが参加している。

 まずは最近注目しているスペイン人の新進気鋭の画家、ロレンツォ・フェルナンデスの作品が展示されているブースへ。今回は本人がわざわざマドリッドからやって来て、新作を発表。以前にブログでもご紹介しているが、まるで写真のように見える緻密で鮮烈なタッチの画風が、パリジャンにもかなりウケるようで、たまたま通りがかった人も吸い寄せられるように、作品の前に立っている。彼が現れると、多数の人が質問を投げかけていた。ピンクのシカの頭や真っ赤なカリメロがあるかと思えば、クリムトの絵が模写されたものなどがあり、高度なテクニックと大胆な構図が興味深い。これらの作品は、1点数百万円以上の高値で買い手が付いていた。

 そのあとは、気ままに各ブースを覗いていく。ベルギーから出展しているギャラリーでは、ダミアン・ハーストのカラフルなペインティングや蝶のオブジェ、パリのギャルリー・トリガノでは、ジャコメティの彫像やルシアン・クレルグのピカソのポートレート写真、スペインの人気の画家、マノロ・ヴァルデスの絵画、同じくパリのギャルリー・アプリカ・プラザンでは、「黒のペインター」と呼ばれるピエール・スーラージュのブラックの絵などが掛けられていた。

 また、デザイン関係ではポール・ヘニングセンの照明やアルネ・ヤコブセンの家具なども展示。見て歩くのが楽しく、勉強になるフェアだった。

写真:上から会場、フェルナンデスの作品、フェルナンデス夫妻、
ダミアン・ハーストの作品、ピカソのポートレート写真、スーラージュの作品。




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by madamemariko | 2009-04-07 09:04 | 美術散歩

Tom Christopher

こんにちは。
パリは暖かい日もあれば、まだ肌寒い日もありますが、光はすっかり透明感のある春の光。みずみずしさのある光は、心に潤いを与えてくれます。


 3月中旬から、パリの画廊街のマティニョン通りにあるギャルリーためながで、NY在住の画家、「トム・クリストファー」展が開催されているので、出かけてきた。ギャラリーに入ったとたん、そこはまるで色彩の花が咲いたような雰囲気。

 クリストファーはカリフォルニア出身だが、NYの街に魅せられて住み着いて28年。NYに注がれる独特な光に注目して、そこで生きる人々や街の様子を彼独自の色彩とタッチで描いている。そんなエネルギッシュで闊達な画風が、NYに憧憬の念を抱くパリジャンやパリジェンヌに受けるようで、こんな世界的不景気のなかでも好調に売れているという。

 どちらかと言えば、私はモノトーンなNYをイメージしてしまうが、こんなカラフルなNYならば、またちょっと出かけてみたい気分になった。まずは、クリストファーの世界で、ゆっくりNYの街を彷徨ってみたい。

Galerie Tamenaga
18 Av.Matignon 75008 Paris
tel:01-42-66-61-94




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by madamemariko | 2009-03-23 03:17 | 美術散歩

Lorenzo Fernandez vs Gorriti

こんにちは。
パリのフリーのジャーナリストの粟野真理子(あわのまりこ)です。
先日、エジプトのナイルクルーズに行ってきました。あちらは30度前後と夏のように暑くて、7泊8日の船旅は最高でした!その体験談は後日書くことにして、いや〜パリの寒いこと。今日はマイナス1度〜4度前後だそう。外には出たくない気分です。


 久しぶりにマティニョン通りにある「ギャルリーためなが」を訪れた。強烈な個性の絵を描く画家の作品が展示されている、という話に惹かれておじゃましたのだ。
 
 為永氏のお話では、最近はこの世界的な金融危機で、アート業界全体もかなり厳しいとのこと。ついこの前まで、アメリカや中国、ロシアなどのヘッジファンドやトレーダーの投資家たちのニューマネーによる動きで、投資を目的として、名もない画家の作品を素晴らしいともてはやして、何千万、何億円という額で取引されていたバブリーな時代も終わり、今では値崩れして、アンディ・ウォーホルでさえ、売れないという買い控えの時代が訪れているそうだ。

 今回、お目当てで訪ねたその画家の名前は、ロレンツォ・フェルナンデス。
 その作品を見たときには驚いた。まるで、写真のよう。しかし、絵を写真のようと言って喜ぶ作家はいない。絵は絵なのである。あまりに細密なモチーフと光と色。一度見たら忘れられないインパクトのある絵なのだが、それをじっとしばらく見ていると、画家のピュアな精神が見えてくる。不思議な絵なのである。

 フェルナンデスは、現在38歳、マドリッド出身。14歳からスペインのバロック技法を学び、一方でハイパーリアリズムやアメリカのフォト・リアリズムに興味を持ち、コンセプチュアル・アートの第一人者のペドロ・ガルヴァンに師事。バロックとハイパーリアリズムをミックスした希有な画風で、いま超売れっ子の画家とのこと。一度、その画家に会ってみたくなった。

 その向かい側に展示されていたのは、ジル・ゴリチの作品。私が最近ずっと注目している画家だ。祖先がバスク出身で、父が画家のアイズピリ氏。年齢は60歳後半だが、スペインやバスクの影響を受けた美しく情熱的な色彩が印象的で、力強い。日本にも実はファンが多いそうで、現代のマチスと称されることもある作風が魅力的だ。

 ゴリチとフェルナンデス。ふたりともスペインゆかりの作品だが、こんなにも表現方法が違うものかと興味深く、それぞれの画家の絵に対する情熱を垣間みた気がした。ぜひ、この機会に覗いて見て欲しい。

上3点がフェルナンデス、下3点がゴリチの作品。

Galerie Tamenaga
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by madamemariko | 2008-12-18 06:07 | 美術散歩

Cesar

こんにちは。
パリのフリーのジャーナリストの粟野真理子(あわのまりこ)です。

 今日は日本から仕事でパリに見えたイケメン編集者さんとランチをご一緒する。そして、8月末に改装を終えたセレクトショップのコレットへ。コレットとGAPのコラボのTシャツなどがなかなか可愛い。そういえば、日本の銀座に上陸した北欧ブランドの「H&M」は、かなり人気のよう。店内に入るのに、2時間待ちとか。すごいですね〜!H&Mは、パリジェンヌにも大人気だけど、やはり日本でもこれからかなり受けそうだ。

 今日は、ヴァカンス前に行ってきたカルティエ財団の「セザール展」についてご紹介。
 カルティエ財団はモンパルナスのラスパイユ通りに面するが、建物は全面ガラス張りのオープンで透明感のあるたたずまい。セザールは、20世紀後半に活躍したフランスの偉大な彫刻家だが、その作品をカルティエ財団の建物やアラブ世界研究所、ケ・ブランリー美術館などを設計した建築家、ジャン・ヌーヴェルによるアンソロジーという形で展示。外からも作品が見え隠れするし、建物を囲む庭にも作品が展示されている。
 なかでも圧巻は、地下に展示された自動車をプレス機械で圧縮した「コンプレッション(圧縮)彫刻」のシリーズ。アーティストのクリエーションの情熱やスパイラルなものが感じられ、とても刺激のある展覧会。ぜひ必見だ。

Fondation Cartier
「Cesar, Anthologie par Jean Nouvel」
261 Bd Raspail 75014 Paris
10月26日まで。







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by madamemariko | 2008-09-24 08:25 | 美術散歩