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粟野真理子のパリおしゃれ通信

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「パリで花仕事、斎藤由美さん」

みなさま、お元気でしょうか?

ようやくブログをアップしました。新緑の季節は、パリも日本もどこも美しいですね~。

みずみずしい花々が街中に咲き乱れているのを眺めているだけで、心が潤ってくるようです。


 「パリで花仕事」をされているフラワーアーティストの斎藤由美さんとのおつきあいは、かれこれ17年になる。そんなにしょっちゅうお会いするわけではないけれど、仕事のご縁があり、時々お目にかかる。そんな時、由美さんはいつも美しい笑顔を絶やさない素敵な女性だ。


斎藤由美さんは、現在「
Yumi SAITO PARIS」を主宰し、パリでフラワーブーケレッスンを開き、活躍されているしばらく前に、パリの左岸、オデオンにショップを構える今をときめくトップフローリストの「ローズバッド」を取材した時に、由美さんが取材窓口になってくださり、それがきっかけで、由美さんのキャリアを伺うことにした。


由美さんは渡仏して、今年で
18年目になるという。つまり、私との出会いは、由美さんがパリに見えて、比較的すぐということになる。日本の長野で7、8年、フラワーアレンジメントの教室を開き、そのころパリでは著名なフラワーデザイナーのクリスチャン・トルチュが全盛の時期で、由美さんはそのアレンジをどうしても学びたいと渡仏。しかし、研修をさせてもらえるという保証も何もないままパリに来て、毎日のようにクリスチャン・トルチュのお店を訪ね、研修させて欲しいと懇願。約半年かけて、驚くような運も味方して、トルチュでの研修が叶うようになったそうだ。


 「最初は手探りの状態で、毎日のようにショップに通い、研修させて欲しいとアピール。ある時、花を通してクリスチャン・トルチュの友人という方(フランス人)と出会い、その方の口添えで、研修できることになったのです。まるで運命の出会いのようでした」と、由美さんは当時のことを振り返る。これにはもっと、へえ~という内容があるのだが、それは由美さんのご著書でひもといていただきたい。


 クリスチャン・トルチュは、当時私も何度か取材したことがある。その時、必ず窓口に立っていたのが由美さんだった。由美さんがようやく研修にこぎつけて、ショップに立っていたとは私はつゆ知らず、落ち着いた対応をしていた由美さんのことが、今でも記憶の片隅に鮮明に残されている。


由美さんは、「クリスチャン・トルチュは、フラワーアレンジメントの世界に革命を起こした人です。美しい花に、今まで誰も見向きもしなかった雑草や蔓、苔などを合わせてアレンジ。私は自然の一部を切り取り、庭を凝縮したような花の世界、アレンジを学んだのです」

トルチュのもとで当時一緒に学んだのが、先に紹介したローズバッドのヴァンソンだったという。ヴァンソンは当時、企業やショップなどの注文花装飾の責任者で、由美さんとはその時からの長い仕事仲間だそう。ヴァンソンはやがて独立して、
2010年に現在のショップをオープン。由美さんも独立して、名門ホテルのリッツで、コンペに勝ち抜き花装飾の仕事に就いた。やがてリッツが改装でクローズ後、ヴァンソンのローズバッドで、由美さんのブーケレッスンを開いている。コースは、ブーケ・ド・マリエ、シャンペトル、コンポジションの3つあり、初心者からプロの方までのレッスンを受け付けている。


 「組み合わせはシンプルで、たくさんの花を混ぜないのが私流。2、3種類の花に、
野草などのグリーンを合わせ、高低をつけて立体感を出し、どこから見ても美しいアレンジを作っています」。由美さんのブーケは可憐で、毅然とした美しさが宿る。それは由美さんの生きざまが投影されているかのようで、その花の佇まいに惚れ惚れする。


斎藤由美さんのことやレッスンのお問い合わせ先

http://ameblo.jp/yumisaitoparis/


※画像はローズバッドのショップと花アレンジ。普通の花屋さんと異なり、すべて花アレジして飾られている。由美さんとヴァンソンのアレンジは違うが、ベースとなるコンセプトは同じものを目指している。ローズバッドとヴァンソンのことは、「日経プライヴ」春号で、拙者のエッセイとしてご紹介中。





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by madamemariko | 2017-04-25 01:24 |

スズランの日

みなさま、ご無沙汰しております。

今日5月1日は、スズランの日。
皆様に幸運がいっぱい訪れますように!!

私は、ただいま自分にとっての大プロジェクトを進めておりますが、
なかなか時間のかかる作業です。
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近々ご案内させていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
by madamemariko | 2014-05-01 17:36 |

ミュゲの日

こんにちは。
5月1日はメーデーで、祝日。そして、ミュゲ(すずらん)の日だ。
すずらんの花は幸運を呼ぶということで、フランスでは恋人に送ったり、親しい人にプレゼントしたりしている。そこで、私も例年のように、いそいそとすずらんの花を求めて外へ。
今日は爽やかなお天気で、気持ちのいいこと!
街のあちこちで、すずらん売りがすずらんを売っている。
私は鉢植えのものを求めて帰宅。
世界中みんなの幸せを祈ります!
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by madamemariko | 2012-05-02 00:50 |

「花冷えの日曜日」 

こんにちは。
今日は意外に寒くて、7度くらいしか気温が上がりませんでした。久しぶりに時間ができたので、マルシェに行ったら、桜吹雪が舞い、とても情緒のある光景でうっとり。パリの桜もなかなか素敵ですよ♪

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 せっかく時間ができたので、カゴを持って家の近くのConvention通りのマルシェへ。毎年見事な桜が咲くゾーンがあるけれど、今日は薄曇りで桜の花が舞い落ち、風情のあること。まさに花冷えの日曜日。

 いつもいく馴染みの野菜屋で、フランボワーズやイチゴ、アーティチョーク、シャンピニオンなどを購入。お花屋さんにも立ち寄ったら、紫のリラの花が売っていたので、それも入手。なんだか満ち足りた気分になって、帰宅。豚の角煮をココットで作ったり、アーティチョークを茹でたり、シャンピニオンのサラダを作ったりと料理を楽しんだ。

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by madamemariko | 2012-04-16 07:20

フロリスト Rosebud

こんにちは。
1月もまたたく間に過ぎ、今日はもう30日。太陽の光は幾分強くなったようですが、それでも気温はマイナス3度と低いです。窓辺に飾っている観葉植物が芽吹いて、若草色の葉っぱが開きかけてくるのを眺めていると、自分がプルーストの「失われた時を求めて」のスワン夫人になったような気がしてきます。息がつまるような閉ざされた真冬から花咲く春へ。いまは、こんな小さな季節の変化をひっそり楽しむことにします ♪

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 パリの左岸、オデオン座の目と鼻の先に、昨年新しいお花屋さん「Rosebud]がオープン。近くのオデオンにあった「クリスチャン・トルチュ」で働いていたヴァンサンとシリルが独立して開いた店で、女性のローランスが加わり事務的なことを担当し、3人で仲良く仕事をしている。

 小さな店内に入ると、「田園のブーケ」を意識した野原に咲いているような清楚な花々がみずみずしい香りを放っている。アマリリスや水仙、ミモザ、スミレなどどれも厳選した色や花びらというのはすぐ見て取れる。その空間に立っているだけで、自分の五感がどんどん目覚めて行く感覚がわかるのが心地いい。

 そして、訪問客に接する彼ら3人の応対も優しく、店全体から伝わる温度があったかい。憂鬱な冬景色のなか、このお店だけ先に春が訪れたような輝きに満ちていた。

Rosebud
4 Place de l’odeon 75006 Paris
tel:01-43-29-66-47



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by madamemariko | 2011-01-31 04:40 |

「假屋崎省吾の世界」@パリプティ・パレ

こんにちは。
パリは雪が降るロマンティックなホワイトクリスマスになりましたが、みなさんはどんなクリスマスを過ごされたでしょうか?今年も残すところ5日になりました。掃除片付けをして、新年に臨みたいと思います。今年も一年ありがとうございました ♪

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 パリのプティ・パレで、華道家の假屋崎省吾氏の個展が始まった。12月20日の夜に、オープニングレセプションパーティが開催され出席してきた。プティ・パレは1900年のパリ万博会場として建てられた典雅な宮殿で、現在はパリ市立美術館として機能している。その大きな会場を假屋崎氏がどんなふうに花でアレンジするのか大変興味があった。

 「夢にまでみたパリで、それも美しいプティ・パレ宮殿で個展が開けて嬉しいです」
と満面の笑みで日本語とフランス語で挨拶された假屋崎氏は、藤紫にシンビジウムの花を描いた着物がよく似合う。今回は假屋崎氏自身がデザイン・プロデュースした着物と花のコラボということで、会場には大きな竹を組んだアレンジや花と着物、そして、クリスタルブランドのドームの花器がアレンジされ、プティ・パレの壮麗な空間をダイナミックに彩った。

 レセプションでは、パリ市立美術館館長のシャザル氏や日本大使館公使の正木氏の挨拶もあり、ゲストのフランス人や日本から見えた生徒さんたちなど着物姿の人も多く、華麗な響宴となった。

「假屋崎省吾の世界」
 プティ・パレ 12月21日〜1月2日まで。



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by madamemariko | 2010-12-27 04:10 |

「Perche」 

こんにちは。
パリは大雪が降ったあと、毎日3度くらいの気温が続いています。私はモミの木も購入して、すでに飾りつけを終えました。パーティも開く予定で、すでにお正月の用意も始めているところです♪

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 先月、パリから西北に車で約2時間のペルシュに出かけた。今年の7月にもすでに庭の取材で訪れているが、ここはノルマンディー地方の南部に属し、最近はパリジャンたちのバカンス地や別荘地として人気上昇中のエリアだ。実際訪れると美しい田舎の風景が広がり、観光地化しておらず、しっとりしたたたずまいがなんとも言えず心地いい。

 フランス人の知人に紹介してもらって泊まったホテルは、ペルシュのベレームという小さな街の中にあり、このホテルも秘密にしておきたいくらいロマンティックなプチホテルだった。建物は16世紀のもので、室内はアンティークの家具や小物が配され、オーナーの気配りが感じられる。

 ホテルの紹介で、街にある花と雑貨を扱うショップに行ったら、ここもセンスのいいこと!パリよりずっと感度のいいインテリアグッズや花々が置いてあり、私はここでフランドル風の額やキャンドルスタンドなどを買い、おまけにお店のオーナーにバラのブーケまでプレゼントしていただき、すっかりこの街が気に入ってしまった。

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by madamemariko | 2010-12-13 09:57 |

パリの桜

こんにちは。
フランスは、今日28日からサタータイム。時間を1時間進めました♪

 昨日の土曜日は、隣街の14区までお買い物に。その途中に、桜並木のある通りを通る。見たらもう桜の花が満開に。空気はまだまだ冷たくて寒いのに、花は震えながらも咲き誇っている。花冷えとはよく言ったものだ。

 もともと淡い桜色ーピンクが好きなので、どこに行ってもピンクの素敵なものがあると目に留まる。散歩途中のサロン・ド・テの店先に出ていたピンクのスツールとテーブルも可愛い!




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by madamemariko | 2010-03-28 11:14 |

目の覚めるような官能的な花屋 Mes boutiques preferees ③

こんにちは。
最近、フレッシュ・ジュースに凝っています。毎朝起きると、マルシェで買ってきた葉っぱ付きの新鮮なニンジンやリンゴ、バナナ、キウイ、セロリなどを一口大にカット。2、3個の氷と少々の水も入れミキサーにかけ、スムージー仕立てに。ビタミンいっぱいで健康にいいし、お肌に艶感は出るし、気分は溌剌に。ぜひお試しください ♪

 この夏に、カフェの取材の下見で、モンパルナスのエドガー・キネ付近をうろうろしていたら、あきらかに「ただ者ではない」ただずまいの花屋の前を通った。こういった勘は、長年の取材経験ですぐに嗅ぎ分けられる。後ろ髪を引かれつつ、その花屋の前を通り過ぎ小さな広場に出たら、カフェで手招きするをする初老のムッシューがいる。なんだか見覚えのある笑顔。なんと10年くらい前に、サンジェルマンの花屋で取材したことのある大御所のフロリストのジョルジュ・フランソワだった。

 私に言わせると、アーティスティックなラウンドブーケを作らせたらパリで右に出るものはいない、それくらいものすごく才能のあるフロリストだと思うけれど、ほかのフロリストたちのようにぱっとマスコミに次から次へと華やかに出ていくタイプではない。そこがまた底知れない魅力なのだけれど、実はたくさんの有名なフラワーアーティストをパリや日本で輩出している知る人ぞ知る大物花師匠なのだ。

 10年前に取材を何度かして以来、残念ながらムッシューに会う機会がなく、ときどきあのフロリストはどうしているだろうと思っていたら、ふだん行かない場所でばったり遭遇。そして、これが驚きで、ついさきほど通りがかった「ただ者ではない」花屋の主人こそが、このジョルジュ・フランソワだったのである。この花屋は、昨年オープンしたばかりという。小さな花屋ながら、外観から店内のすみずみに至るまで、ムッシューの研ぎ澄まされたオーラが放たれ、あまりにも官能的な空間に陶酔してしまいそうになる。

 置いてある花は異常なほどに厳選され、色や花びらの微妙なニュアンスは、この世のものと思えないくらい美しく、私をどこまでも魅了する。花々を囲む古い家具やシャンデリア、花器なども素晴らしく、ムッシューが道楽のように買い集めてくるアンティークのクリスタルや鏡も売りものながら、店の装飾と化している。そして、花々や草木で作られるブーケのまた美しいこと!「ブーケ礼讃」ーそんな言葉が頭のなかを駆け巡る。なのに、そのブーケの値段と言ったら、私の近所にあるごくバナル(平凡)な花屋よりずっとお手頃だったりする。

 しかし、アーティストはアーティスト。一介の花屋を装っているけれど、やはりただ者ではない。いったんオーダーのブーケづくりが始まると、その作業に全神経を傾けるので、ブーケを買いに行っても、なかなか入り込むスキを与えてくれない。それらもひっくるめ、私はムッシューを愛すべき天才フロリストと確信している。そして、なぜ、ここが「私のお気に入りブティック」なのかと言えば、花以外のアンティークもときに凄い掘り出しものがあるから。ああ、この店のことを語っていると、私の脳裏には麗しい花々が乱れ舞う。
  
ジョルジュ・フランソワ・フロリスト Georges Francois Fleuriste
36/38 rue Delambre 75014 Paris tel:01-43-20-52-34

写真:外観、店内、ムッシューとパートナーの智子さん、取材で撮影したブーケ・ド・マリエ。




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by madamemariko | 2009-12-11 00:38 | お気に入りの店

メルシー Merci

こんにちは。
7月も後半に入ると、パリの街中はがらがら。エッフェル塔やシャンゼリゼ、オペラのデパート街は、外国人観光客でいっぱいだけれど、それ以外の普通の地区はヴァカンスムード満載で、ゆる〜い感じが妙に心地いいです。

 今年3月に北マレ地区にオープンしたセレクトショップの「メルシー」。高級子供服で有名な「ボン・ポワン」を創設して売却したコーエン夫妻がオーナーで、売り上げの一部は恵まれない子供たちに寄付するという福祉的要素が入ったブティックだ。

 3階のロフト風のフロアには、モードやインテリア、キッチングッズなどの商品が飾られ、ゆったりした空気が流れている。服はイヴ・サン・ローランやステラ・マッカートニ、マルニなど。そのほか、センスのいいフロリストや本屋&カフェ、ジェラートスタンドなどもあり、のんびり楽しめる空間。今、もっとも注目されているスポットに、パリの新しい風を感じに行きたい。

Merci
111 Bd Beaumarchais 75003 Paris




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by madamemariko | 2009-07-31 06:07 | ファッション